風の島にて

30年ぶりにこの島で暮らす。大都会から離島へUターン移住した私の悲喜交々。

風の島

日本は、その領土の全てが島で構成される「島国」である。

日本を構成する島の数は 6852 。

そのうち有人の島は 417 、残りの 6435 の島は無人島である。(2016年4月1日時点)

 

そんな島だらけの日本で、主要5島(本州、北海道、九州、四国、沖縄本島)と北方領土4島を除いて島面積ランキング第7位の島が、私の住む風の島「種子島」である。

ちなみに、6位はお隣の屋久島。こちらは「雨の島」であり、世界遺産として有名。

 

風の島だと教えてくださったのは近所にある古民家のスタッフの方で、私は全く知らなかった。

屋久島が雨の島と呼ばれているのは知っていたのだが、こちらが風の島なのは初耳だった。

でも、納得。島にはいつも風が吹いている。それこそ四方八方から。

最高標高282メートルのこの島は、割と吹きっさらしのイメージだった。

関東なら台風レベルの強風もたびたび吹く。

風が強くて飛行機の離着陸に影響が出ることもしばしば。

なるほど、「風の島」だ。

 

鉄砲とロケット、近年だと安納芋も名を馳せてきている種子島だが、実は歴史も古く縄文期の遺跡も残っている。

この辺りもこれから掘り下げて勉強していきたいな、と考えている。

 

 

まぁ、まずは、今日のこの風に吹かれて……とのんびりしていたら洗濯物が飛んだ。

ピンチでしっかり止めていたのに……。

取ってきたら今度こそ、風に吹かれながらコーヒーでも飲もう。